「FF14がSwitch2で遊べるかもしれない」という情報が、ゲーマーたちの間で大きな注目を集めています。
もし本当にSwitch2に対応すれば、あの広大なエオルゼアの世界を、もっと手軽に、もっと自由に楽しめる時代が来るかもしれません。
一方で、すでに実現している携帯型プレイ手段として注目されているのがポータブルゲーミングPC。
ROG AllyやSteam Deckなど、外出先でも高画質でFF14が楽しめるデバイスが増えてきています。
本記事では、「FF14 Switch2対応の可能性」や「ポータブルゲーミングPCとの違い」、そして「どちらが快適に遊べるか?」という視点から、両者を徹底比較。
カジュアルに遊びたい人も、ガチ勢で本格的にプレイしたい人も、自分に合った“携帯型FF14プレイ”の最適解が見つかるはずです。
- FF14がSwitch2に対応する可能性とスペックの考察
- ポータブルゲーミングPCでFF14を快適に遊ぶ方法
- 自分に合ったFF14携帯プレイ環境の選び方と違い
【FF14 Switch2最新情報】対応の噂とスペック予想を解説
FF14がSwitch2に対応!?
2025年春、ネット上で話題になっているのが「FF14がNintendo Switch2に対応するかも」というニュース。
実際、スクウェア・エニックスの吉田直樹プロデューサーは過去に「Switchでも動かしたい思いはある」とコメントしており、ファンの期待は高まるばかり。
ただし、現時点で正式発表はされていないため、「期待の高まりの中での噂」として見ておくのがよいでしょう。
パッチ7.0 黄金のレガシー メディアツアー 吉田Pインタビュー
僕の夢というか目標はありとあらゆるプラットフォームでFF14がデバイスに関わらず遊べるようになり、かつそこからサーバーにアクセスしてる人たちが同じ世界にログインして入れることっていうのを凄く大事にここまでやってきました。
(中略)
当然、任天堂プラットフォームさんのほうでもFF14が遊べるようにっていうのは努力をしていきたいですし、きっといつか叶うんじゃないかなと思って引き続き仕事をしていけたらなと思っています。
Switch2のスペックはFF14に対応できる?【Switch2 FF14 スペック】
Switch2のスペックとして特に注目すべきはDLSS(ディープラーニング超解像)のサポート。
「Nintendo Switch 2」が NVIDIA の AI を活用した DLSS と 4K ゲーミングでレベルアップ(NVIDIA 公式ブログより)
これにより、実際の解像度を落としても高画質を保ちつつFF14を快適に動作させることが期待できます。
ただし、PS5や高性能ゲーミングPCと比べるとやはりスペック差はあるため、画質やフレームレートをフルに活かすプレイには限界があるかもしれません。
低解像度でレンダリングされたゲーム画面をAIが分析し、高解像度に近い品質にアップスケールすることで、よりシャープなディテールと滑らかな映像を実現する技術です

【FF14 ポータブルゲーミングPC】でのプレイ体験と性能とは?
ROG Allyなどの携帯型ゲーミングPCでのFF14快適度
ポータブルゲーミングPC市場では、ASUSのROG AllyやSteam Deck、AYANEOシリーズといったモデルが注目を集めています。
これらのデバイスは、外出先でもPCゲームをプレイしたいというゲーマーのニーズに応えるもので、FF14のようなMMORPGも快適に動作させる実力を備えています。
特にROG Allyは、AMD Ryzen Z1 Extreme搭載で、FF14を中〜高設定で60fps以上キープできる性能を持ちます。
Steam Deckも設定を調整すれば問題なくプレイ可能で、どちらも実際にプレイ動画が多数公開されています。
「出先でもレイドやギャザクラがしたい!」という人にとって、まさに理想のデバイスと言えるでしょう。
ROG AllyでFF14(FINAL FANTASY XIV, The Lodestone)
凄いぞ!AFMF2 ~ 携帯機(ROG ALLY:2023年版,Z1E)でFF14は快適に遊べます。(FINAL FANTASY XIV, The Lodestone)
軽量&高性能!FF14向けポータブルPCの進化と注目モデル
ポータブルゲーミングPCは年々進化しており、2024年〜2025年モデルでは超軽量・薄型設計で性能は据え置きという製品が増えています。
- ONEXFLY F1 Proは600g台ながら、Ryzen 7搭載でFF14がある程度快適に動作
- GPD WIN Miniは超小型サイズながらゲーミング性能を兼ね備え、モバイルワーカーにも好評
これにより、Switch2と変わらない感覚でPCゲームが持ち運べる時代が到来。
さらに、Windowsベースであるため、FF14以外にも他のPCゲームやMOD対応タイトルも楽しめるという汎用性が魅力です。

FF14携帯プレイの快適さ比較|Switch2 vs ゲーミングPC
FF14プレイ時の起動速度・操作性・ロード時間を比較
まず注目すべきは起動の速さと操作感です。
ポータブルゲーミングPC(ROG Allyなど)はWindowsベースのため、OS起動後にFF14を立ち上げるまでにやや時間がかかりますが、一度起動すればキーボード・マウスまたはコントローラーによる柔軟な操作性が特徴です。
対してSwitch2は、ゲーム専用機ならではのスリープ復帰の早さや直感的なUIが期待されており、FF14が正式対応すれば、家庭用機らしいスムーズな操作感が実現される可能性があります。
また、ロード時間に関しては、ROG Allyの高速SSDによりエリア移動やインスタンスの切り替えが快適。
Switch2には次世代ストレージ規格であるUFSが搭載されており、十分な読み込み速度が確保されると予想されています。
Switch2に搭載予定のUFSストレージとは?
Switch2のスペック情報として注目されているのが、ストレージに「UFS(Universal Flash Storage)」を採用しているという点です。
UFSは、従来のeMMCよりもはるかに高速な読み書き性能を持つストレージ規格で、スマートフォンのハイエンドモデルや一部のタブレット・PCでも使われている信頼性の高い技術です。
項目 | UFS(予想) | eMMC(従来Switch) |
---|---|---|
読み込み速度 | 約1,000MB/s前後 | 約250MB/s前後 |
書き込み速度 | 約500MB/s以上 | 約125MB/s前後 |
ゲーム起動時間 | 短い(高速読込) | 長い(ロード時間あり) |
同時アクセス処理 | 高速かつ安定 | 遅延が発生しやすい |
UFSが搭載されることで、FF14のようなエリア切り替えやインスタンス突入時のロード時間が短縮され、より快適なプレイが期待できます。
また、クラフトやマーケットの操作、ギャザリングの採取タイミングなど、細かいテンポが重要な場面でもストレスのない体験が実現できるでしょう。
Switch2とポータブルPCの携帯性・持ち運びやすさを比較
携帯性という視点では、Switch2とポータブルPCは互角と見ることができます。
デバイス | 重量(参考値) | 特徴 |
---|---|---|
Switch2 | 約534g(Joy-Con 2 取り付け時) | ジョイコン操作・薄型軽量 |
ROG Ally | 約608g | やや厚みあり・片手持ちも可能な範囲 |
Steam Deck | 約669g | 重量級・携帯性はやや低め |
バッテリー・発熱・静音性|FF14外出プレイに強いのは?
外出先での使用を考えるうえで、バッテリー持ちと発熱対策は極めて重要です。
- ROG Ally:FF14を中〜高設定でプレイすると、1.5〜2時間程度のバッテリー持ちが一般的。発熱やファン音も感じやすく、屋内利用向けの傾向があります。
- Switch2(予想):消費電力を抑える設計が想定されており、3〜5時間の連続プレイが可能になるとの見方もあります。また、静音性を重視した構造である可能性が高く、図書館やカフェなどでも気兼ねなく使える携帯性が魅力となるかもしれません。
なお、これらはすべて現時点ではリークや開発者の発言に基づく予想であり、確定情報ではありません。

【FF14 携帯型プレイの選び方】Switch2とゲーミングPCどっちが最適?
カジュアル派はSwitch2?FF14を気軽に楽しみたい人向け
FF14を日常の合間に少しずつ進めたい人、あるいは「バトルよりストーリー中心に楽しみたい」という人にとって、Switch2は非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
Switch2はスリープ復帰が早く、操作も直感的。リビングでくつろぎながら、寝る前にベッドで少しだけプレイする、という使い方がぴったりです。
さらに、Nintendoハードらしく「省電力で静音性にも優れている」点も、家族やパートナーと生活空間を共有する人にとっては大きなメリットです。
本格派はポータブルゲーミングPC?高難度FF14向け環境
一方で、「高画質を保ちたい」というプレイヤーには、やはりポータブルゲーミングPCが最適です。
Windows環境ということで、Discordなどのボイスチャットアプリとの併用もスムーズ。
仲間と連携しながら本格プレイを楽しみたい人には、大きなアドバンテージとなります。
ただし、Switch2には標準でボイスチャット機能が搭載されるため、ボイスチャット機能だけであればSwitch2の方が優位性がありそうです。
Switch2 ゲームチャット機能紹介(Nintendo公式HP)
2026年4月1日(水)以降ゲームチャットを利用するには「Nintendo Switch Online(有料)」への加入が必要な点は要注意です。
外出先中心 or 自宅中心?プレイスタイルで見る最適環境
どちらを選ぶかは、どこで遊ぶのがメインかによっても大きく変わってきます。
- 外出先でのプレイを重視するなら、Switch2の軽さとバッテリー持ちが便利。
- 自宅でもPCクオリティで遊びたいなら、ポータブルゲーミングPCの柔軟性と高性能が魅力。
また、Wi-Fiの安定性や充電環境が整っているかどうかも重要な判断材料になります。
いずれにしても、「自分のプレイスタイルとライフスタイルに合うか?」を基準に選ぶのが後悔しないコツです。

【FF14 Switch2とPCの違い】プレイ時の注意点まとめ
FF14のクロスプレイ・アカウント連携はSwitch2でも可能?
FF14はPC・PS5・PS4・Macのマルチプラットフォーム対応を実現しているMMORPGですが、Switch2が新たに加わる場合のクロスプレイ対応は、注目すべきポイントです。
これまでの仕様から考えると、Switch2版も同一アカウントでのログイン・クロスプレイに対応する可能性が高いと見られます。
ただし、Switch側でのNintendoアカウントとの連携や、プレイ可能なデータセンターが限定される可能性もあるため、詳細な仕様発表後の確認が必須です。
MOD・ACTなど拡張機能はFF14ポータブルPC版の強み
ゲーミングPC版では、UIのカスタマイズやACT(戦闘ログ解析ツール)など、非公式ながら多くの拡張機能が利用可能です。これにより、レイド攻略やギャザクラの効率化が図れます。
一方、Switch2版ではMODの導入はまず不可能です。任天堂のガイドラインとFF14の規約から考えても、完全なバニラ環境(公式機能のみ)でのプレイになると予想されます。
そのため、「FF Logsにデータを記録したい」「HUDを細かく調整したい」というユーザーにとっては、ポータブルPC版の方が適しています。
MODやツールに対する見解も。「FFXIV 第57回プロデューサーレターLIVE」の内容をお届け(4Gamer.net)

【まとめ】FF14携帯プレイの新常識!Switch2 vs ポータブルPC
FF14を外でも快適に楽しめる時代が、ついに現実味を帯びてきました。
Switch2のスペック向上や、ROG AllyをはじめとしたポータブルゲーミングPCの進化により、「携帯型FF14プレイ」はもう夢ではありません。
Switch2は、軽量で起動が早く、手軽に遊べる可能性を持つコンパクトな選択肢。今後の正式対応が実現すれば、カジュアルユーザーにとって理想的な環境になり得ます。
ポータブルゲーミングPCは、高画質・高fpsを維持しつつ、本格的なMMORPG体験を外でも実現できるパワフルなツール。拡張機能やボイスチャット連携など、自由度の高さが魅力です。
どちらを選ぶかは、「自分がどんなFF14ライフを送りたいか」で決めるのがベスト。
スペックや使用シーン、好みのプレイスタイルをじっくり見極めて、最適な“携帯型FF14”環境を手に入れましょう!